断面の構造に重点を置いて開発された屋根材で、大型、長尺屋根に調和する意匠性、強度、経済性を備えた金属屋根材です。折板は梁・母屋に直接葺くことができるので、野地板(下地材)がいらず、工期の短縮にもなり、強風地帯においても強靭性を発揮するとともに、雨仕舞いにも高いな性能が期待できます。板厚0.6~1.2mmの鋼板を用いて山高を大きく成型し、およそ3m~7m程度の間隔の梁の上にタイトフレ-ムと言う固定用の金具を取り付け、その上に取り付ける屋根材です。ジョイント方式により、はぜ締めタイプ、重ねタイプ、嵌合タイプがあります。また、断熱材を間にはさんだ二重葺きタイプや、わん曲面の屋根に対応することができ、工場、倉庫、体育館など規模の大きな鉄骨造の建物の屋根に多く使用されています。