1成分形と2成分形があり、オルガノポリシロキサンを主成分とし、耐候性、耐熱性、耐疲労性に優れたシーリング材です。 シリコーン系シーリング材の1成分形は主に空気中の水分によって硬化するため表面層から硬化が始まるのに対し、2成分形は、基剤と硬化剤を練り混ぜることによって均一に反応硬化し、優れた物性を発揮するシーリング材です。 主にシリコーン系シーリング材はガラス周りや水周りに用いられますが、建物外壁や貫通部周りなどに用いるとシリカ成分が外壁を汚してしまうばかりか、表面に塗装が付着しないのでやっかいとなります。 比較的安価なシーリング材ですが施工部位には注意が必要。